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水産庁、クロマグロ漁獲規制年内導入を目指す

鮪好きには痛い? かな。

近年、世界的な資源減少が懸念されるマグロですが、いよいよ水産庁が乗り出さなければならない状況だと判断がおりたようです。

国際機関が各国遠洋漁業の規制を強化しているマグロ。今まで日本の近海では特に規制はなかったのだけれども、水産庁は、26日に、マグロ資源年内に漁獲規制を導入する方針を決めたらしい。今後、全国の漁業者から聞き取り調査を行って、秋には資源状態や規制内容について話し合う検討会を設置するとのこと。

マグロは食べて美味しいし、釣ってもすごいし(まあ、3キロくらいのメジマグロしか釣ったことないですが・・)、日本人は大好きな魚だけに、ビジネスにもなる。昔、軍司 貞則 さんが書いた「空飛ぶマグロ―海のダイヤを追え! 」という本を読んだことがあるけれども、マグロ釣りの話ではなくマグロビジネスについて書かれた本だった。世界中のいたるところでマグロを追いかける日本人がいて、マグロの消費大国ニッポンに関わってお金を稼ごうとする現地の人達の話が詰まった本だったので、釣り好きのビジネスマンにも一読の価値はありだと思います。

ところで、最近、九州で撒き餌で大量捕獲されるという「ヨコワ」は、関東でいう「メジ」・「メジマグロ」なんだろうな。昔から「ヨコワ」って言っていたのだろうか?子供の時に「ヨコワ」などという言葉を聞いた覚えがないのだけれど。知らなかっただけかな。

さて、水産庁が漁獲規制に乗り出すということだが、マグロは関わっている利害関係者が多数いるので、実際問題、難題山積みなのではないかな。ただ、クロマグロをいつまでも食べられるように、やはりある程度の制限は必要だと感じます。日本の漁船のみではなく、外国の漁船も含めてね。

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