悪貨は良貨を「くちく」する。の、『くちく』

駆逐

「悪貨は良貨を駆逐する」とは、「グレシャムの法則」という経済学の法則の要約ですね。
素材の価値が違うのに、同じ額面価値の通貨を流通させると、貨幣を使う人々は、素材の価値の高い通貨の方はしまいこんでおいて、素材の価値の低い通貨ばかりを使う、要は悪い通貨の方がより流通するといった現象のことです。金の含有量が多い通貨と少ない通貨があれば、当然、貴金属としての価値の高い含有量の多い通貨の方は手元にしまっておきたくなりますもんね。

こんなことから、「悪貨は良貨を駆逐する」とは、一般的には質の悪い人間がはこびり、軽薄な文化が栄える状態を表現する場合にも使われます。

会社の中に、こんな状態ありませんか?

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 悪貨は良貨を「くちく」する。の、『くちく』

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://baktok.com/m41/mt-tb.cgi/622

コメントする

その他の記事について

ひとつ前の記事は「期待の星がようやく「かくせい」する。の、『かくせい』」です。

次の記事は「九州の「しょうゆ」はソースみたいだ。の、『しょうゆ』」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.1