「さ」から始まる釣り用語・釣り道具の一覧
- 誘い
誘いとは、魚が餌を食べる気になるように、また、魚に餌の存在を確認させるために、竿を上げたり下ろしたりして、餌を動かし、魚に対してアピールすること。
船釣りの場合は、波で船が上下動するので、じっと竿を持っているだけでも自然に誘いになっていることもありますが、魚を多く釣ろうと思ったら、やはりある程度誘いを入れることは重要です。
- 竿頭(さおがしら)
竿頭(さおがしら)とは、乗船している釣り人の中で、一番数多くの魚を釣り上げた人のこと。
一番数多くの魚と言うと、どんな種類でも釣ればいいのか?なんて思うかもしれませんが、もちろん狙った魚を一番数多く釣った人のことを竿頭と言います。マダイ狙いの船に乗って、真鯛を3枚釣った人と、真鯛は釣れなかったけれどもサバを10匹釣った人がいたら、もちろん真鯛を3枚釣った人が竿頭ということになりますね。
竿頭になるのは嬉しいけれど、700グラムの真鯛を2枚釣って竿頭よりも、2キロの真鯛を1枚釣った方が嬉しいかなぁ。
- サルカン
サルカンとは、糸のよれを防ぐための連結具のこと。ヨリモドシと言ったりもします。道糸とハリスをつないだりする物の他に、枝スを出すため3方向に糸を結ぶ事ができる親子サルカンなどという物も存在します。
サルカンにもいろんな種類があります。
- サミング
サミングとは、リールを使った釣りで仕掛けを投入する時(キャストする時)、指を使ってリールを軽く押さえ、糸の出具合を調節すること。
投げ釣りの場合はスピニングリールなので、人差し指で軽くスプールを押さえて糸ふけが出過ぎないように調整します。沖釣りなどでベイトリールを使う場合には親指でスプールを押さえてあげます。サミングすることによって、バッククラッシュを防止したり、急な落下で生き餌が弱ったりすることを押さえることが出来ます。
- 誘い
誘いとは、文字通り魚が食べたくなるように、餌を動かす動作のことね。
異性を誘うのと同様、相手(魚)の気持ちを想像して、竿をゆっくり上下させてみたり、仕掛けを速く動かしてみたり・・・、魅力的に餌を動かしましょう。
- 刺し餌(さしえ)
刺し餌(さしえ)とは、針に刺すエサのことですね。針に刺さず、魚を集めるための目的でまく、撒き餌に対応する言葉ですね。
- 雑魚(ざこ)
雑魚(ざこ)とは、釣りの対象にしていないような小さな魚のことですね。エサ取りの類も雑魚。
- 先調子(さきちょうし)
先調子(さきちょうし)とは、釣竿の調子の一種。穂先に近いほうを中心に竿が曲がる。
釣竿の調子には大きく分けて先調子と胴調子があります。竿の全長のちょうど真ん中位から曲がる胴調子に比べて、先調子の竿は竿の先の方だけ曲がるタイプ。
比率でいうと7:3(竿の根元に近いほうが7、竿先側が3)位からは先調子といいます。9:1なんていう超先調子の竿もあります。先調子の竿は、胴の部分が硬いので、胴調子の竿に比べると扱いやすいです。- 先糸(さきいと)
先糸(さきいと)とは、道糸の先につける糸のこと。