「お」から始まる釣り用語・釣り道具の一覧
- オマツリ
オマツリとは、仕掛けとか道糸とかが絡んでしまうこと。
オマツリには、他人様の仕掛けと絡むこともあるし、自分の仕掛けだけで絡むこともあります。自分の仕掛けだけで絡んでしまうことを「手前マツリ」といいます。
船が混んでいる場合など、多少オマツリしてしまうのは仕方がないこと。オマツリしたら、お互い協力しあうことが大切です。両方で引っ張りあってしまうと、余計にほどけなくなってしまうので、オマツリした場合には声を掛け合って、同じ速度で巻き上げたり、片方の人が仕掛けを巻き上げる時には、もう片方の人は糸を出してあげると、ほどけやすくなります。
仕掛けを船まで巻き上げたら、天秤やサルカンなど、連結しているものをなるべく外して、糸の先に引っ掛かりがない状態にすると、オマツリが早くほどけます。
- 落とし込み
落とし込み(おとしこみ)とは、仕掛けをゆっくり落とし込んで(沈めて)いく釣り方。
エサの落下が自然なので、効果がある釣り方の一つとされています。
クロダイ釣りには落とし込みが有効。
- おでこ
釣りの場合、おでことは、ボウズと同じ意味で、釣果ゼロのこと。嬉しくないですね、おでこって。
- 沖上がり(おきあがり)
沖上がり(おきあがり)とは、乗合船や仕立船なで、沖釣りに行った際の釣りの終了時間のことです。港に帰ってくる、帰港時間とは異なります。
海域によって、沖上がりの時間が決められていることが多い。ずーと釣れなかったのに、沖上がり前の最後の一投で大物が釣れることがあります。ほんとに。。
- 置き竿(おきざお)
置き竿(おきざお)とは、仕掛けを入れた後、竿を置いて待つこと。投げ釣りだけではなく、船釣りの場合も釣りの種類によっては、置き竿(おきざお)にしてじっくりとアタリを待つ場合もあります。船釣りで置き竿(おきざお)にする場合には、ロッドキーパーと呼ばれる、竿受けを使用します。
- 追い食い(おいぐい)
針を複数つけた仕掛けで釣りをしている時に、魚のアタリがあってもすぐに仕掛けを上げず、2匹目、3匹目の魚が掛かるのを待つ場合がありますが、このことを追い食いを待つと言います。追い食いをさせることで、効率よく、たくさん釣ろうという訳ですね。
でもアジ釣りなどの場合は、追い食いをさせようと待っている際に、口が弱いアジが暴れて針から外れてしまう、なんてこともあるので、追い食いを待つのも、状況に応じて程ほどにしましょう。
- 大艫(おおども)
大艫(おおども)とは、船の一番後ろ側のこと。
大艫(おおども)はミヨシの次に揺れが大きいし、エンジンの排気の臭いがするので、船酔いしやすい人には不適切な場合もあるけれど、一般的には魚が良く釣れる良い席の一つでもある。