「あ」から始まる釣り用語・釣り道具の一覧
- アミ
アミとは、コマセとしてよく使われるアミエビのこと。
大抵冷凍して売られていて、凍っている時にはいいけれども、溶けてくると臭いがキツイです。
- アワセ切れ
アワセ切れとは、アタリに対して強くアワセ過ぎてハリスなどが切れてしまうことね。
アタリがあると興奮するけれども、強くアワセ過ぎてはいけません。
(釣り物によっては力一杯合わせなければいけないものもあるのだけれど・・・)タックルバランスが悪いと(竿の硬さと糸の太さの組み合わせ方など)アワセ切れしやすいと言われます。アワセ切れすると、一気に噴出したアドレナリンの処理に困ります・・・。
(まあ、結局は、処理出来ないので、悶々とするわけだが・・・)- 荒食い
荒食いとは、魚が食い気たっぷり、食欲旺盛な状態のことね。
要はよくエサを食べてくれるので、たくさん釣れるという状態になるわけ。良い響きの言葉ですな。シケの後の荒食い、産後の荒食い等、荒食いしてくれ!との期待をこめて使うこと多し。本当に荒食いするかどうかは釣りに行ってのお楽しみ。
- あたり
あたりとは、魚がエサをくわえた、またはハリにかかったことを釣り人に教える信号。 魚信ともいう。
もちろん魚はわざわざ「あたくし、ハリにかかりましたよ〜」なんてことを叫んではくれないから釣り人はウキをつけてみたり、糸を張って魚がエサをくわえるのを感じたりと、どうにかしてアタリを知る仕組みを考えるわけですね。
釣りによって、あたりがあったら即、アワセなければならないものもあれば、そうでない釣りもあります。生きたイワシで釣るヒラメ釣りなどは、アタリがあってもすぐにあわせてしまってはハリにかかりません。じっくり待ってガツンガツンと魚を感じてからあわせなくちゃいけないわけね。そんなことからヒラメがイワシに食いついた最初のアタリは、前アタリって言ったりします。
サオにガツガツと重量感が乗ったあたりが本アタリということでここで合わせると釣れる。と、言われていますが、まあそうきれいにあたりが出ないことも多いです。
- あわせ
あわせとは、アタリがあった時、竿をあおって、魚に針をかける動作のこと。手釣りの時には、竿の代わりに、手で仕掛けをあおってあわせます。
魚によって"即"あわせなければ釣れないものもいれば、ヒラメみたいに、アタリがあってもすぐあわせてはいけないものもいます。
エサを食べた後に反転する魚は、釣り人があわせなくても勝手に針にかかってくれる。これを向こうあわせといいます。あたりを感じてきっちりとあわせなければ釣れない魚、向こうあわせでは釣れない魚をつるのは、釣りとしては難しいのだけれども面白く、釣り人を惹きつけます。
- 上げ潮(あげしお)
上げ潮(あげしお)とは、引いていた潮が満ちてくる、満ち潮になってくる潮のこと。
- 穴釣り
穴釣りとは、カサゴや、アイナメなどの根魚を狙った釣り方の一つで、テトラポットなどの間に開いた穴に仕掛けを落として釣る釣り方。
短くて硬い竿を使って仕掛けを穴に落としこみ、アタリがあったら一気に合わせて糸を巻き、魚を根から離す。いい穴を発見した時はなかなか爽快な気分になる。結構面白い釣りです。
- 大艫(おおども)
大艫(おおども)とは、船の一番後ろ側のこと。
大艫(おおども)はミヨシの次に揺れが大きいし、エンジンの排気の臭いがするので、船酔いしやすい人には不適切な場合もあるけれど、一般的には魚が良く釣れる良い席の一つでもある。
- アイ
アイとは、ルアーに糸を結ぶための、輪になった部分のこと。
- 青物(あおもの)
青物(あおもの)とは、背中が青っぽい魚のことね。
アジやサバ、イワシ、あとは、ブリやヒラマサ、カツオなども青物といいます。青物は鯛やヒラメなどと違って、横に走る(泳ぐ)のが釣った時の特徴かな。大型の青物は白身の魚(マダイ、ヒラメ等)と違って持久力があり、強い引きが長く続くので、釣りとしてはかなり面白いです。