土壇場で踏ん張った天才と悲しい喧嘩師

西岡 利晃選手、勝ちました。


世界ボクシング評議会(WBC)スーパーバンタム級王者、西岡利晃選手、敵地メキシコのモンテレーでのタイトルマッチで1ラウンドにダウンを奪われながら、3ラウンドに左ストレートで相手をKO。逆転勝ちで日本人としては2人目の海外防衛、それも24年振りという価値ある勝利。


がんばりましたね~。初回にダウンをとられて、リズムもおかしくなるところだったでしょうに、本人は覚えていないという左ストレートでKO。練習しているから、体が覚えているから出せるんです。


かつては天才と言われながら、タイの名チャンピオン、ウィラポンに王座奪取を阻まれ、怪我もあって残念ながらチャンピオンには手が届かないかと思いましたが、昨年秋に遂にチャンピオンになった苦労人。天才も努力の裏づけがなければ勝てないんだよね。


諦めない、ってところが強い。ホント、偉い人です。個人的にめっちゃファンだというわけではないけれど、天才と呼ばれ活躍していたことやウィラポンに勝てなかったことなどは知っているので、昨年、チャンピオンになった時は、オイラもとても嬉しかった。


けど、今回も嬉しいですね。24年ぶりの海外防衛。日本人としては渡辺二郎さんに続いて2人目ですからね。大したものです。諦めない姿勢、挑戦する姿には勇気づけられます。


一方、悲しいのは喧嘩師、我龍真吾。大麻所持の現行犯で逮捕だそうで・・・。本当にプロ向きの、魅せるファイトをする喧嘩師はファンも多いし、先日オイラもDVD観ましたが、人間味があって、人に愛されているいいキャラクターなので、応援していたのですが・・、残念です。なんで大麻なんでしょうか。喧嘩師我龍真吾なのに。悲しい。


本人に何があったのかわかりません。他人にはわからない、いろんな理由があるのかもしれない。だけど、彼を愛するファンは、やっぱり彼のことが好きだと思うし、彼が復活してくれることを信じてると思う。喧嘩師、また男気あるれるファイトを見せて欲しいです。


で、今夜は山本KIDの復帰戦。膝の怪我は半端なく大変だったようです。でも復帰してくれて嬉しい。今回は怪我なく、飛ばしすぎずに頑張って欲しいです。



  
  

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