オークスはブエナビスタがV

オークスは１番人気のブエナビスタが、後方からレースを運び、４コーナーで大外を回って進出。早めに抜け出したレッドディザイアがそのまま押し切るかと思ったところを急襲しゴール前でハナ差だけ差しきっての勝利。強かったです。


レッドディザイアの四位騎手もも好スタートから中団につけいい感じに直線抜け出すソツのない騎乗だったと思うけど、ブエナビスタのレースが凄かったですからね。ブエナビスタの安藤騎手は４コーナーで内に行くか外に行くか迷って仕掛けが遅くなったから危なかったみたいな発言をしていましたが、前半に自信持って後方待機していて、３コーナー過ぎからもそのままじっと我慢して直線で爆発させる騎乗ができるところが凄いです。


だらだらと脚を使ったらブエナビスタといえども負けていたと思いますが、さすがです。ああいう大胆な騎乗ができるのは自分にも自信があり、馬の力も信頼しているからなんでしょうね。観ていた馬主はドキドキだったと思いますけど。


３着にはジェルミナルが入って結局１着から３着までは桜花賞と全く同じ。こういうこと多いんですよね。やっぱり桜花賞時点でスピードとスタミナ、総合力がある馬でないと勝てなくなっているんですかね。


しかし上がりのタイム見るとブエナビスタは３３．６ですか。まさに鬼脚ですね。レッドディザイアやジェルミナルだってそれぞれ３４．２、３４．４の脚で上がってきているんですから、これで勝てないのは相手が悪いとしかいいようがない。まあ、やってられないでしょうね。こりゃ。


先行馬が多いわけではないので、最後は瞬発力勝負になるかもとは思っていましたけど、こうなるとメジロマックイーン産駒のディアジーナはきつくなっちゃうんですかね。マックイーンが負けたジャパンＣの時みたいな。ね。


さて、人気馬が期待通りに走ったおかげで馬券は落ち着き、本命党の「止まり木ブルース」健坊一家もめでたく的中。馬連の３－７に加え、３連単まで的中で少しは息がつくんじゃないでしょうか。今回は品川の救世主陽子さんの援助があったようだけれど、困っている時に陽子が絡むと馬券が当たることが多いような気がしますな。これは武豊にとってのウォッカみたいなもん？


まあ、今回のオークスは穴党に出番はなかったですが、来週のダービーはどうなるでしょうか。健坊も少し余裕が出来たでしょうし、勢いにのって貰いたいモンでもあります。