今月頭に起きた、ゴルフ場のフェアウェーに出来た穴にプレイ中の女性が転落し死亡した事故。
ニュースを聞いた時には、大変な衝撃を受けました。
何故、フェアウェー場に穴が開いたのか?今、学者の先生も混じりその原因を追究しているところのようです。
報道によると、陥没の起きた8番ホールは降雨や雪解け水の集まる沢筋に盛り土して造成されていたそうです。沢筋という言葉の意味が若干微妙ですが、要は沢、小さな川のように水が流れていたところに土を埋めたということでしょう。
もともと水の通る場所であったところに土を盛ったのだけれどもやはり水が流れる筋といものは変わらず、地下には水脈が出来ており、それが上に盛られた土を侵食し穴が開いた。そんな見方をされているようですが、沢に土を盛る場合には、地下水脈に侵食されないように事前に配水管を設け、土砂はそのままで、水だけを通すという仕組みを組み込んで設計するのだそうです。
ゴルフ場なんだから多少の障害物があっても構わない、沢は沢で残せば良いと思いますが、わざわざ配水管を埋め込んでまで土を盛るような設計をしなければいけないとは、ゴルフ場の設計というものは素人ではわからない難しいものがあるのでしょう。
こういうゴルフ場というのは全国各地にあるそうで、そういう意味では他のゴルフ場でも同じような事故が起こる可能性があるということですよね。もしかすると以前にも同じような事故がどこかのゴルフ場で起きてたりするのでしょうか。ちょっと気になります。
私は今はゴルフをやりませんが、もしゴルフをするとして、そのゴルフ場にどんなリスクがあるのかを知る術はあまりないような気がしますがどうなんでしょう。ちょっと恐い。そのゴルフ場が出来る前の地形はどうなっていたのかわかるような写真でも貼ってあれば、もしかすると7番ホールは危ないかも?とかわかるかも知れませんが・・・。ただそんな場合はそもそもゴルフ場関係者も問題を把握しているので日常的な点検が行われているはずではありますが・・・・。
今回の事故を受けて、同じような環境にあるゴルフ場はどんな対策をしたのでしょうか。今度ゴルフをする人と話す機会があったら、今回の事故を受けて、各ゴルフ場はどんな対応をしているのか、少々情報を仕入れたいと思います。
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