今日は講演会を聞きに行ったんだけど、意外に面白かった。
正直講演内容にはあまり期待してなかったので、余計面白く感じたのかも。予想と提供されたもののギャップが大きいと満足度不満足度が大きく振れますね。サービス提供側になる時は気をつけなければいけません。
色々と、書きたい内容はあるんだけど、今日は知識化について。
色んな事例って、あるよね。成功事例、失敗事例、事故の事例とか。それらをダラダラといくら並べても、人には伝わらない。察してくれる人も中にはいるけど、非常に伝わりづらい。聞いているほうとしては、その事例の中の職種、人種なりの属性に限定なんじゃないのか?と判断して他の属性である自分には関係ないと判断してしまう。こんなことないですか?
やっぱり、事例だけを話ししていても伝わりにくいんだよね。聞くほうが、「それはつまり、こういうことだから自分に置き換えると・・・・」と、変換してくれれば別ですが・・・。
と、いうことは、話をする時も、聞く時も、いずれの立場に立ったとしても、事例を知識化する必要があるということ。
要は、「つまり、こういうこと・・」と、いう話かたに持っていかないと、きちんとした理解にはならないということなわけだ。難しくいうと、「上位概念に登って知識化する」ということになる。そして、下位概念を語る場合には、「例えば・・・」と、事例に落としてあげる。
この「つまり」と「例えば」、これらを上手く使いこなすことが必要だという話です。ただ、これを実際にやろうとすると、結構難しい。事例自体が用意してあればそうでもないのかも知れないけど、何もなければ事例を準備するのも一苦労。さらにそれを知識化しなければいけないということは、しっかり考える必要がある。
この辺りの訓練がしっかり出来ていれば、瞬時にそれを準備し、理解し、例を話すことができるのだろう。それが出来る人は、「頭がいい」と言われるんだろうね。でもこの「つまり、こういうこと」と持っていく訓練は日頃からしておいたほうがいいでしょうねぇ~、なんてことを今日は思ったわけですた。
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