去年の暮れは、出張続きで飲み続き。博多でお世話になっている小料理屋のお母さんに出して貰った柿は美味かった。
さて、今日は梅根性と柿根性の話。
梅って酸っぱいですよね。
梅干は当然酸っぱい。
うちの母は梅を煮物に入れたりしますが、煮ても酸っぱいです。では焼いたらと梅を焼いてみても、やはり酸っぱい。パスタに絡めて炒めても酸っぱい。
まあこんな感じで、煮ようが焼こうが、どんなに手を加えても頑固に酸っぱい。そんな頑固な性格のことを梅根性というそうです。
悪く取れば「頑固者」、良くとれば「芯のしっかりとした頑張り屋」ということになるんでしょうか。
一方、柿です。
柿って渋いものでも、干し柿にすれば渋かったはずの柿が甘くて美味しく変身します。焼いたりすれば渋もとれますしね。
こういう一見頑固そうに見えて、実は変わりやすい性格のことを、柿根性というそうです。まあ、良くとれば「臨機応変」ということでしょうか。
頑固でなければいけないことに対しては梅根性、そうでない部分については柿根性でいけばいいのだろうけど、どこを頑固で、どこを臨機応変にすべきなのかが人によって違うから難しい。
よね。
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