新幹線　ＥＸ－ＩＣサービスと電源コンセント

昨年、西日本方面に行く出張で、新幹線に乗るケースがかなり多かったので、ＪＲ東海エキスプレスカードというものを作ってみたんです。そうしたら、ＥＸ－ＩＣカードというものが送られてきまして。今回、ＥＸ－ＩＣサービスというものを初めて使用してみました。

正確に言うと、実は２度目なんですが、前回は予約していたものの、急な用事が入り、キャンセルしたんです。カード決済で切符代を支払った後だったので、キャンセル料がかかってしまいました。キャンセル料（払い戻し料金）は、１区間３００円かな。往復だったので、６００円のお支払い。そんなわけで、前回はキャンセルについて体験してみたわけですが、今回ははれて、予約した新幹線に乗ることができました。

ＪＲ東海エキスプレスカードを作っていると、何がいいって、座席の指定ができることですね。ＪＲ東日本の「えきねっと」というサービスも座席指定はできるんだけど、ＪＲ東海のサービスは座席の予約状況を見ながら座席指定できるます。ＪＡＬやＡＮＡなど、飛行機の予約をＷＥＢ上でするのと同じです。「えきねっと」の場合残念ながら、座席表を見ながら席を選ぶことは出来ないのね。まあ、そのうち出来るようになると思うけど。

なぜ座席の指定が出来るほうがいいかというとですね、電源コンセントがある席に座ることが出来るから。出張でＰＣを持ち歩く際、まれに、ＰＣのバッテリーの充電が切れてしまうことがあるわけ。モデムカードなどを使ってメールを送ったり、インターネット接続とかやっていると電力消費も激しいわけです。バタバタといそがしい時に限って、新幹線にのってやっとメールが送れると思ったとたんにバッテリー充電切れ。なんてことになったら悲しいわけね。非常に。

そういう目にあわないように、新幹線に乗る場合、なるべく電源コンセントがある席になるようにしているわけです。ところが、新幹線にはいろいろな種類の車両があり（まあ、それは飛行機も同じなわけですが）、車両によっては、電源コンセントがなかったり、あっても車両の前方のみ、後方のみなんて場合があります。またさらに、２人掛けのほうには電源コンセントがあるが、３人掛けのほうの席にはない。なんてことも。どの車両には、どこに電源コンセントがあるか、なんてことがわかっているといいんですが、たまにしか乗らないから１列目のＥ席だったら大丈夫だったか、いや、数字が大きいほうの列でないとダメだった、なんてことを覚えていないわけです。そんなわけで、以前は残念ながら、電源コンセントがない席を予約してしまうことも度々あったわけです。

で、今回は、行きは数字が大きい列、帰りは１列目の２人掛けの席を予約してみましたが、幸運なことに、行きも帰りも電源コンセントはついていました。帰りなどは、２人がけも、３人掛けも一人に一つ電源コンセント有りです。これが最新型なのかな？どの車両もこんな感じだったらいいんですけどね。



さて、話は、ＥＸ－ＩＣサービスに戻りますが、このサービス、東京や新横浜から乗って、名古屋や新大阪などでおりる時には特に問題ありませんが、在来線にのってから、新幹線に乗り継ぐ場合には注意が必要。通常、切符を買うと、ＪＲの在来線の駅から新幹線に乗る駅までの料金はかからないことが多いんですが、ＥＸ－ＩＣサービスでは、在来線部分の料金が別途かかってしまうんです。この部分の料金支払いは、 Suicaを持っている人は SuicaとＥＸ－ＩＣカードを重ねて、自動改札にタッチすれば、勝手に Suicaから料金が落ちるのでいいのですが、 Suicaがない人はちと苦労します。オイラは、都内在住なのでパスモを使っていますが、行きはパスモとＥＸ－ＩＣカードでＯＫでしたが、今回行った名古屋市内の在来線の駅においてはパスモが利用できないので、窓口で精算しなくてはいけない羽目に。（この辺の詳しい話は、公式な情報を見て下さい→ＥＸ－ＩＣ運賃ナビ）これなら、ＥＸ－ＩＣサービスは利用せず、予約だけしておいて、切符を受け取りしたほうがいいということになってしまいます。片手落ちサービスだよねぇ～、ＪＲさんこの使い勝手の悪さ、どうにかならないもんですかね？

というわけで、ＥＸ－ＩＣサービス、便利だけど不便！と思った今回の出張でした。
さて、次回はどうやって予約しようかな。。