渋滞をおこさせない運転方法

GWは自宅から500キロ離れた隠れ家に潜んでいましたが、当然そこまでの移動は高速道路を使ったわけです。GWに500キロも移動するとなれば、渋滞はつきものですよね。
と、いうわけで行きは夜中に出発して、渋滞には巻き込まれずに現地につきました。帰りは渋滞の中に突っ込んでいこうか、少し解消するであろう時間まで待って出発するか少々悩みましたが、多少の渋滞はしょうがないと観念し、午後2時半くらいに出発して500キロの道のりを東京に向けて走り出したわけですが、これが拍子抜けするくらいに道中において渋滞がなく、結局まったく渋滞に巻き込まれることなく家に帰りついてしまいました。1リットル157円から161円とガソリン代が高いから、みんな車で出かけるのを控えたのでしょうか。6日というGWの最終日の移動であったことも案外渋滞しなかった原因かもしれません。


ところで、今では普通に使っている渋滞という言葉、60年ほど前には、ほとんど使われていなかったらしいです。高度経済成長の時代とともに車の台数も増え、道路の渋滞も発生するようになってきたわけね。道路にも容量というものがあって、高速道路の容量(キャパシティ)は1時間に約2,000台の車が通過できる状態だとのこと。イメージとしては、車間距離を約40mくらい空けて時速70kmぐらいで連なって走っている状態みたい。これもなかなか難しいような気がしますが、先日は渋滞しなかったから結果的には、車の量が容量以内だったということなんでしょうね。

この渋滞の話、先日雑誌で読んだ、西成活裕さんという渋滞学を研究している人の記事を参考にしているんですけど、だいたい渋滞学ってものがあるなんて知ってました?あたくしは知らなかったですよ。そんな学問があるなんてびっくりしましたよ。世の中にはいろんな研究をしている人がいるもんです。

さて、渋滞をおこさせない運転方法なんですけど、40mの最低車間距離を意識して、この距離以上を空けてなるべく安定した速度で走るといいようです。急いでいても車間距離を詰めないことが重要で、これによってブレーキの回数が減って渋滞も広がらず、結局皆が得をするということらしい。なるほどって感じですね。

これに付け加えてトンネルを出た後には、出口で無意識に緩めていた速度をなるべく早めにもとに戻すなんてのもどうしょうかね?あと、橋を渡るときもなんとなくスピードって落ちたりしますよね。だらだらした上り坂とかも。そんな時もなるべくスピードを安定させるのが大事なんでしょうね。きっと。で、40mの最低車間距離を意識すると。次回高速道路を走る時には気をつけたいと思います。

西成先生、『渋滞学』(新潮選書)という本を書いてらっしゃるらしい。今度読んでみようかな。

  
  

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